米国はウーバーイーツ、ライドシェア、エアービアンドビー、ファンシーハンズ、ファイバーなどフリーランスをベースとした経済を生み出し、そして成長している国である。
2018年、ギャラップ社の調査によると、アメリカの労働人口の36%が、本業或いは副業でギグエコノミーに参加している。また、MBOパートナーズの調査では、今後5年間でアメリカの労働人口の52%が独立した請負業者になるか、その経験を持つ、とある。現在、この推移は強まっていると予測される。
参考Small Business Labs (smallbizlabs.com)
こうしたギグエコノミーの流れは、形態の違いはあると思うが、日本においても同様の動きになると考えるのが自然だろう。
ギグエコノミーには2つの側面がある。プラスとマイナスである。
プラスの面
- ギグワーカーを活用してライフスタイル・チェンジができる。
- ギグワーカーを活用して新たなビジネスを起業する。
- 新たなネットワークを構築する。
マイナスの面
- ビジートラップに陥る。これはワーキングプアに繋がる可能性が高い。
- 受注の不安定さが恐怖と不安をもたらす。
- 上記①と②が固定化する。
特にマイナスの面に関しては何かしらのアイデアが必要となる。
宮川 雅明