バーベル型経済

バーベル型経済とは、両端が重たい経済で、高所得層と低所得層が増えて、中間層が減少している(痩せ細っている)経済構造をいう。何故、言及するかというと情報民主主義に関わるからである。
バーベル型経済は、雇用機会、所得、情報格差、教育や医療のインフラ格差など様々な課題と関係する。
 消費が冷え込み、経済が停滞する。
 社会保障の財源が細くなる。
 格差が固定化し、「努力しても報われない」という不満が広がる。
 ポピュリズムや極端な思想が台頭しやすくなる。ただし、ポピュリズムが全て駄目ということではない。
 格差拡大は社会的リスクに繋がる。格差とその固定化は、社会の分断と対立の温床になる。
 所得や教育、居住地、雇用形態などで人々の生活空間が分かれることで、互いの現実世界が見えにくく偏見を生み、或いはみようとしなくなる可能性がある。結果として、不信感や敵意のようなものが生まれやすくなる。
 格差の固定化は社会的流動性を低下させる。また、格差が再生産される。
 教育や医療、住宅ひいては就業機会まで格差によってアクセスが制限される。
 努力しても報われないと感じる人が増えると、希望や意欲が失われる。
 治安への影響、健康への影響が出る。
 貧困層の増加は、犯罪率の上昇や健康格差の拡大と関連している。
 子どもの教育機会が限られると、次世代の格差が再生産される。
 災害やパンデミック時に脆弱性が顕在化する。たとえば、貯蓄がある人とない人では耐性が異なる。
 格差があると、同じ災害でも被害の大きさが人によって異なる。

綜合的にみると、社会全体のレジリエンスが弱くなる。

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