SNSが子供に与える影響と科学的根拠

先に触れたがSNS規制には相応の根拠があると思える。
その一部を紹介したい。
米ペンシルベニア大学小児病院のラン・バルジライ小児・青少年精神科医は、米国21地域の1万500人を対象にした研究結果、13歳ではなく12歳でスマートフォンを受け取った子どもたちの睡眠の質が悪いか、肥満である可能性が高いことがわかった。
https://publications.aap.org/pediatrics/article-abstract/157/1/e2025072941/205716/Smartphone-Ownership-Age-of-Smartphone-Acquisition?redirectedFrom=fulltext
(参考)米国医師会雑誌(JAMA)でのスマホ使用による児童への影響
2024年6月、「米国医師会雑誌(JAMA)」に発表されたある論文で、中毒的使用と自殺衝動との関係が高くなることがわかった。ただし、オンラインに留まる総時間自体は自殺リスクに及ぼす影響があるかどうかは明らかではない。スマートフォンが無いことへの不安や恐怖はある。また、スマホ生活習慣による中毒的使用が増加した青少年は、そうでない青少年に比べ自殺思考と行動のリスクが2から3倍高かったとある。
ビデオゲームの使用が多い児童は、不安や鬱(うつ)のような精神健康問題をより多く示す。そして、ソーシャルメディアの使用が多い児童は規則違反が多く、攻撃性が高いこともわかった。近年、青少年の健康問題を研究した論文が多く発表されている。(NHI National Library Medicine資料)
9歳から13歳の児童を対象としたソーシャルメディアの使用と認知能力の関係を調べた研究では、使用が低い集団、低いが増加する集団、高く増加する集団に分けて調査した結果、後者の二つの集団に属する児童において音読認識、絵の順序記憶、語彙試験など各種認知能力測定で低いことがわかった。
ソーシャルメディアによって学習機会を損なうのではないかと推察されている。
Smartphone Ownership, Age of Smartphone Acquisition, and Health Outcomes in Early Adolescence
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/41324306/
(参考)イタリアのミラノ・ビコッカ大学の調査 学業成績への悪影響
2025年7月10日SNSはまだ早い?子どもの成績への影響を示す研究結果 unbranded – Lifestyle 幼少期のスマートフォンの過剰使用が、特に経済的に困難な環境にある子どもたちの学力低下に繋がることが明らかに。 イタリアのミラノ・ビコッカ大学の研究者は、「デジタルデバイドの逆転現象が見られ、新たな不平等がハイパーコネクティビティに起因している」と指摘。 ロンバルディア州の学生6,600人を対象に実施された調査で、ソーシャルメディアのアカウントを早期に開設することが学業成績に悪影響を及ぼすことが示された。 専門家は、「オンラインで過ごす時間の長さだけでなく、使用開始の時期も重要」と強調している。

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